people

昔から辛いことやしんどいことがあった時には、スイッチを消して流れに逆らわないようにして、大丈夫になるのを待つようにしていた。例えば心ゆくまで寝てみたり、いつまでも起きていたりだとかいう風に。けれども最近は少しちがう動きをするようになってきた。その感想として、1日は思うより長いし、既に読んだことのある漫画も、読み返してみるとおもしろいということである。その系譜を引いて、昔よく聴いていた曲をまた聴き直したりする。当時の状況であったり、思っていた・考えていたことも一緒に思い出されて新鮮だ。いんげんが驚きの高さで、いんげん破産しそうだと思う。

電波塔

この生活になって新しくNetflixに登録した。時間だけは掃いて捨てるほどあるので、どれ映画でも見ようかしらんと奮起した。私は大学生の時分映画を見ることに傾倒し、洋画を中心にそこそこの本数見た。それと併せて国内ドラマも幾つか見たのだが、どれも本当にすきな作品で、もう一度見ることの出来たならとも思ったのである。

 

いざ登録して見始めると、思ったより様々な作品が配信されていることに気付いた。フィルマークスを見て気になっていたタイトルが幾つもある。『アメリ』は『ムーンライズ・キングダム』に次いですきな映画となった。最近は専ら寝る前に映画を観ているのだけれども、これが結構良いです。

コンタクトレンズのたれ

私は中学校の終わり頃から視力が落ち始め、高校にあがり暫く経ってからコンタクトレンズを作った。

 

それまで「自分は視力が悪い」という認識のなく、コンタクトレンズを装着して初めてコートに立ったとき(バスケットボール部だった)、視界がとてもクリアで驚いた。その時私は視力が悪かったのだなとボンヤリ思った。

 

最初は使い捨てのタイプを装着していたのだが、大学生になってからは2週間で新しいものに替えるタイプを使い始めた。このタイプは外すときにコンタクトレンズのたれを使って洗わなければならないのだけれども、凝り性の私にとって苦ではなかった。

 

今日の話にオチはないが、コンタクトレンズのたれという言い方はとてもいいなと思う。

クラシック

私は割に長い間バスケットボールをしていた。契機となったのは小学校の知己で、誘われたからなんとなく付いて行ったら、あれよあれよと入部してしまったのである。当時私は身体の弱く、私を知る誰もが「バスケットボールなんてできるのかい?」と首を傾げたが、どうやら性に合っていたようで、結局高校を卒業するまで続いた。

 

そして最近また、バスケットボールをするようになった。中学校のチーム・メイトが週1でやっているから来ないかと声を掛けてくれたのである。「体を動かすのも悪くないかしらん」と軽い気持ちで参加している。

 

如何せん手元にある道具が高校生の時のもので、バッシュくらい新しいものが欲しいなと先日見に行った。試し履きなどしている内にひどく懐かしくなったが、結局気に入るものは無かった。現役時代に履かなかったナイキのものがいいなと思っているのだけれども。

レッドベルベットケーキ

今の生活に落ち着いてから、よく本を買うようになった。主に漫画であるが、以前から気になっていたが買わなかったもの・おもしろいとひとが勧めてくれていたものを中心に購入している。

 

その中で今購入に踏み切れずにいるのが、さいきん上梓されたばかりの文芸誌『庭』である。何せ表紙が24種類もあるということと、その値段とが相まってなかなか購入できずにいる。

 

ツイッターには、顔も見たことのないおもしろいひとたちがたくさん居て、そのおもしろいひと達が集まり作られたのが『庭』だ。読み物はとてもすきだし、毎日ウェブ・サイトを見ては「決めきれないなあ」と幸せな悩みに苛まれている。Kindle版の購入は今のところ考えていない。

Lm

先日思うところのあって旅行に行った。少し前まで旅行とは特別なもので、非日常的な体験であると捉えていたのだけれども、どうも最近そうは思えなくなってきた。

 

旅行は日常の地続きにあるもので、訪れる先々が目新しいのであって、楽しむためには楽しむための努力が必要であるし、様々な下準備を要する。単に私が旅行疲れをして偏屈になっているだけなのかも知れないが、旅行とはかくもエネルギーを使うものなのだ。

 

そこで私は考えた。私の住む県は都会の方ならば割に観光地であるし、わざわざ他県から訪れるひとも居るくらいなので、もっと遊びに出てもいいのではないだろうか(勿体無さのある)。

 

それはそうと、私の旅行のたのしさは、翌日の朝ごはんをコンビニエンス・ストアで選んでいるときがピークなのかも知れない。

違国日記

実家には猫が2匹居る。1匹は私が高校生のときから居り、もう1匹は社会人になってから居る。両猫とも性別は雌で(私は雄猫を飼ったことがない)、どうやら同性の組み合わせは仲が悪くなるらしい。

 

御多分に洩れず我が家の猫らもその仲は悪く、先代の猫が若い猫に追いかけ回されている姿をよく目にする。先代は滅茶苦茶嫌そうな声を上げて若猫を威嚇するが、若猫はどこ吹く風で、尻尾をピンと立て追いかけ回す。

 

彼女らが唯一休戦協定を結ぶのがごはんを食べるときで、2匹とも大人しく皿に向かう。ところがこの協定を悪用するのが私で、先代の猫に「ごはんだよ」と話しかけて安心させ、その隙に若猫を仕向ける。そのとき見せる先代の表情の変化がすきで、よくやってしまうのである。その埋め合わせとして、彼女の好いているお菓子をあげることを忘れないようにしている。